渡辺ひろみ（通称ユリコ）は、東京出身の現代美術家です。主に水彩画を紙に描き、自身の感情に寄り添った即興的な絵画を得意としています。長年にわたり水彩クロッキーにも取り組んでおり、独特の色彩感覚で高い評価を得ています。120以上のグループ展に参加し、4カ国で17回の個展と海外展を開催。国際的にも作品を発表しています。また、詩人としても活動し、ePhoenix.coで販売されている詩集『あの人への歌』に収録されている「生まれてきてくれてありがとう」という詩も収録されています。彼女の作品に繰り返し登場するテーマは「笑顔」で、彼女にとってそれは過去の辛い経験を象徴しています。彼女は重症筋無力症（MG）を含む3つの難病を患い、過去に死と向き合ってきました。これは、感情を表現することを許されなかった学生時代の苦い記憶とも関連しています。それは非常に辛い経験であり、彼女は当時、生きることに絶望していたようでした。治療とリハビリを経て、「自分と同じように辛い思いをしている人の力になれたら」と前向きに考えられるようになり、癒しのあるアートを創作できるようになった。2022年にはNextPublishing Authors Pressより画集『水彩クロッキー 自由な色で描く絵本』を出版。イラスト入り絵本も3冊出版し、イラストと詩を組み合わせた作品も計16冊手掛けている。

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